A Passport to Heaven. / 御朱印、あつめてます?



なんと、御朱印をあつめはじめて8年。

熱中してあつめるというより、旅行や遠出の際に「とりあえず持っていく」ようにしていたら自然とあつまり今に至ります。

京都など見渡す限り寺社仏閣なので、あつめようとしたら数日で一冊分埋まりそうなものです。しかし、そこはスタンプラリーのように無闇にあつめず、お参りをして「ここぞ!」というところで、一日一個を限度に御朱印をいただきます。

去年ハワイではモヤさま以来憧れていた出雲大社ハワイ分院でも御朱印をいただきました。

神社の正面にて小躍り。

  ■ハワイ出雲大社  Izumo Taishakyo  Mission of Hawaii
  215N Kukui St,Honolulu


いくつかあつめるうちに、デザイン(と言うとバチが当たる?)にも特徴や傾向があって興味深いです。


伊勢神宮は外宮内宮ともに非常にシンプル。



明治神宮も近いイメージです。
なにかルールがあるのかもしれません。


御朱印はもちろん面白いのですが、毛筆で書かれた文字にはそれぞれ「顔」があります。

家に帰ってきて、手書きの文字と御朱印を眺めると、また参拝時のように “ありがたい” 気持ちになります。
そこまで含めて、参拝は素晴らしい体験であり、より深い思い出になります。

印と毛筆。
日本特有の伝統のアイコン!


御朱印帳も売っている寺社仏閣によってオリジナルデザインがあります。

わたしは長野・善光寺で購入しました。



やや大判でケース付き。
朱色に金模様の御朱印は他では見たことがありません。
高貴な雰囲気と持ち歩きに耐えうる強度を共に持ち合わせていて優秀!
なかなか珍しいようです。

  ■善光寺
  長野県長野市元善町491

これも縁!

ちなみに、御朱印帳は死後棺桶に入れます。
冥界での身分証明書・パスポートだからです。

死後、十人の王に裁かれ、最後は閻魔大王によって極楽浄土と地獄、どちらに送られるかを裁かれるとされています。

その時に、この御朱印帳、つまり生前に積み重ねてきた「修行」のあかしを見せるのです。

明らかに悪行が多くアウト、地獄へ直行の場合は諦めるしかないですが、天国と地獄の狭間、ボーダーライン上の場合は役に立つかもしれません。

功徳を閻魔大王がお認めになり、極楽浄土へ送ってくださることをほんのり期待して…。

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