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Itinerary for Summer Vacation. / 夏休みの計画。

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三連休は流石に作業しないと…と思いつつ、結局最終日の夕方は夏休みの計画に費やしてしまいました。 一年で一番楽しみな夏休み。 このためにしょっぱいシゴトもがんばっている!といっても過言ではない、バケーションが近づいてまいりました。 9月後半のシルバーウィークのあたりでニューヨーク7日 + サンフランシスコ2日の予定です。 飛行機は久々のユナイテッド。 ニューヨークのステイはAirbnb、サンフランシスコは普通のホテルに。 サンフランシスコはナパバレーに行くのが目的です。 ニューヨークでの滞在はだいすきな Greenpoint に。 去年の記憶だと、まだ外国人にはそこまで注目されていなかったとおもいますが、一年のあいだに変わっているかもしれません…。 あまりバタバタしたくないので、ゆったり英気を養いたいところ! 去年買った CREA Traveller と、@Premium のニューヨーク特集号で早くも予習中です。 NYといえば!の佐久間裕美子さんのガイド。 『&Premium』創刊以来、NYの最も旬なエリアをイラストMAPとともに紹介してきた人気連載「&New York」。その連載を1冊にまとめたトラベルガイド『&New York ニューヨーク、街歩きガイド』が発売!  ( マガジンハウス @Premium ) これは買うしかない!と秒速でキャッシャーへ。 円高になれ~!と願う日々となっています。

Over 60. / 還暦を越えてなお素敵なフランス人女性たち。

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イザベラ・ロッセリーニ さんが再び ランコム のミューズへ就任されました。 63歳ということだけど、すごくチャーミング。 イタリア人の映画監督のロベルト・ロッセリーニとスウェーデン人の女優イングリッド・バーグマンのあいだに生まれ育ったという超セレブな女優…である一方、なぜかその笑顔には親近感も感じる。(のはわたしだけ?) 女優として、文化人として常に新しいことにチャレンジし、自分をアップデートする生き方。 いつまでも個性的でモダンな女性たち。 そんな“美しさ”の価値観として、注目の Over 60 のフランス女性について考えました。 美のアイコンとして、ポジティブなメッセージを発信し続ける彼女たちのなかで、最も注目しているのはこの方。 いまとにかくカッコいいのがクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)さん。60歳。 国際通貨基金(IMF)専務理事として、経済ニュース、あるいはEU問題などでよく目にしますよね。 via sansyudo.exblog.jp 若かりしころはシンクロナイズドスイミングの選手でもあったというラガルド氏。 まさに、才色兼備、文武両道…。 via pintarest これぞフレンチシック!モノトーンのコーディネイトが多いなか、こんなシルエットもさらりと。 via sansyudo.exblog.jp パンツスーツも王道の着こなし。 via pintarest スーツもスカーフ使いで一気に華やかに。 去年流行った「フランス人は10着しか服を持たない」などもありますが、それも経験からかな?と思います。 いろいろトライしないと、自分のスタンダードなんてわからない。 試行錯誤した結果、ミニマルな、自分にフィットした上質なものが残るのかな、と思います。 わたしは、若いうちは、何でも気になるもの、好きなもの、やってみたいことに突き進むほうがいいとおもう。 特に服なんて、自分の好きなものをどんどん着ればいい。探せばいい。買ってみればいい。 水原季子ちゃんも「若い子がノームコアやシンプルモードん服を着るなんてもったいない!(@ViVi2016年4月号)」といっています。笑 大人になったら必然的にシンプルになるんだから…と。 季...

Digital Book. / 最近の雑誌 x デジタル。

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最近のデジタル事情。 講談社 の codigi (コデジ) 。 これ知ってます?? 講談社が1月23日、 新サービス「講談社デジタル本棚 codigi(コデジ)」をスタート しました。 対象となるのは、 ViVi 、 VOCE 、 with 、 FRaU の4誌。 購入したすべての読者にデジタル版を無料で提供するというもので、結構おもいきったなーとおもいました。 雑誌に挟まっているID(ユニーク)を入れると、デジタル版がダウンロードできます。 IDを統一にしなかったのは、いわゆる  デジタル万引き  の類がどれくらいあるのか調べる目的もあったよう。(結果的にはほとんど無。) 中身を見てみたところ、基本的にすべての内容がPDFになっています。 広告もそのまま転載されていて、事情を聴いたところシャネルとP&G(一部商品)以外はすべて掲載しているとのこと。 毎月かなりの雑誌を買っているわたしとしては、Kindle ではやく売ってほしい…。 Kindle で読めたもっと買うのに。 定価でいいし。 ちなみに、現時点で今月自腹買いした雑誌は 25ans 、 Numero Tokyo です。 デジタル版があったらもっと買うのにな。(二度目)

Color of me. / 水色の自己主張。

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このまえ、 B&Bのトークイベント「新しくなった“広告”の話しをしよう!」 に行ってきました。 登壇者は博報堂の頭脳たち。 ☑︎ ルミネや資生堂の広告で有名な 尾形真里子さん 。 ☑︎ プランナーの井村光明さん。 ☑︎ 『ケトル』 の編集長でもあるだいすきな嶋浩一郎さん。 …豪華!!! 「なぜか愛せる人々」をテーマにリニューアルされた 雑誌『広告』 。 新編集長となった尾形さんを、元編集長ふたり(井村さんは連載もスタート!)が囲むかたちになりました。 記念すべきリニューアル後第一回目の特集は『水色の自己主張』。 いま、自己主張が真っ赤になっていませんか。 水色の自己主張、なんかいいと思いません? 煽りタイトルがおどり、誰もがSNSアカウントを複数使い分け、主張を重ねる時代。 テンキーで打ったことばを発してなくても、「いいね」や「既読/既読スルー」やリツイート、そういったシグナルも立派な “自己主張” ですよね。 ロジカルで、でもドラマティックに議論することこそスマート。 すくなくとも理論武装出来てないと “バカ” 。 でもそれだけじゃないよね。と。 なんにも言わずに 自分を理解して欲しいなんて 甘えん坊すぎる。 どうせ届かないとあきらめるのは 優しくなさすぎる。 誰もがメディアを持てる時代になって 自己主張の手段が溢れています。 自分に都合の良い主張を ふりかざすこともできる。 自分とは考えの違う主張に 耳をそばだてることもできる。 いま、 相手を追い詰めることなく やわらかな風をおこせたら。 bu 『広告』最新号 ト書きより 自己主張である以上、水色はありえない。 でも、そういう言い訳・ぶりっ子・手練手管・小ワザもコミュニケーションだなあ、と感じたのでした。 《よだん》 それにしても、水色ってコミュニケーションの色なのかな。 twitter、skype、blue bottle coffee(これも入れていいかな…?)など、コミュニケーションツール・プラットフォームは水...

Too Much “Standard” / 定番の落とし穴。

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最近、どの雑誌も“定番”を扱い過ぎ! 最初は『逆に新鮮だなー。』『わかる。』『“最新”とか“最旬”とかやや飽きたよね。』『“ノームコア”ってそのままだと流行らないと分析したんだな。さすが編集者たち。』とか思ったりしました。 もちろん、モード誌もOL誌もティーン誌もメンズ誌もカルチャー・モノ系マガジンも、“スタンダード”、“一生モノ”、“偏愛アイテム”…と表現は違えど全体のうちある一定量は『定番』を扱ってきました。 でも、定番が主役になるとなんかつまらない。 というか、定番に名を借りたベーシックアイテム押し・シンプルカジュアル祭りが最近のトレンドですね。 いいんだけど、あんまり一辺倒だと、 なんか脳が拒否。 そんな感じでこの一ヶ月くらい、やたら攻撃的な色&柄を身につけたくなるわたしです。 並べてみると、主に赤。 クリムトとポロックをアマゾンの熱帯に放り投げたような柄。 あるいは、モネの睡蓮を蜷川実花風に加工したかのような柄。 なんだろう。 軽々しく『定番』を扱うことにそもそもの抵抗感が…。 そもそも、20代、30代(前半)で定番を語るには10年早い、と言いたいです。 『みんな着てるから。』とか『売れてるから。』とか『メディアが“定番アイテム”て言ってた。』とかじゃなくて、本当の『定番』は試行錯誤の末やっと見つかる絶妙にしっくりくるもの。 その過程を経ずに『定番』に到達するなんて、イカサマよ! 相当な失敗、恥、金銭的ロスを経験してやっとみえてくるのがあなたの『定番』。 並べてみてわかりましたが、わたしのワードローブからこのテの色&柄が ザクザク出てきました。 似てると思われるかもしれませんが、どれもかなりお気に入り。 もしかして、わたしの『定番』はこのテの品なのか? 数年後、クローゼットをあけて確かめようと思います。

For paper publishers./『エスクァイア』 的な雑誌って。

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Esquire 日本版 2009年7月号(最終号) 雑誌って、結局「オタク」なんですよね。 日本は世界でも類を見ない雑誌大国。 ターゲットメディアである雑誌がこれほど多く発行され、これほど愛される国はほかにはありません。 近年休刊が相次ぎかなり減ってきているとはいえ、それでも雑誌の数でいうと群を抜いて多いはずです。 オタクゴコロはずっと昔からこの国にあったのではと思っています。 このところ、 「フィガロジャポン」 や 「ペン」 等の雑誌媒体が CCC (カルチュア・コンビニエンス・クラブ) に売却されました。  ■fashionsnap.com ニュース     「阪急コミュニケーションズ、「フィガロジャポン」や「ペン」等の出版事業をCCCに譲渡」 CCCと雑誌の関係でいうと、 「エスクァイア」 (日本語版)を買収したあと、見事2009年に休刊させたことで記憶に刻まれています。 リーマンショック後だったとはいえ、早かったな…。 そんなこともあって、「フィガロ」の行く末が心配でなりません。 このところトラベル特集も薄くなっているし、2000年前半のあの分厚さはもう二度と戻ってこないんですね…。 絶望。 (永久保存版として、パリ、ローマ、ミラノ、ニューヨークあたりの特集号は二冊ずつ買ってるけど。) 「エスクァイア」や「ペン」のようなカルチャー誌は、毎号の企画・編集者の力が問われ、コストもかかる割にはコンスタントに広告を獲得するのが難しいカテゴリです。 ファッション誌やビューティ誌のように大体同じようなクライアントと末永く深く付き合っていく… というよりは、企画に合わせていろいろな広告主を獲得してかなくてはなりません。 (市況により柔軟である、という見方もできますが。) ただ、そういった媒体で育ったスタッフがその後素晴らしい編集者になるわけで、 出版業界の土壌づくりには欠かせないものだと思います。 カルチャー誌が苦戦する一方で、 「ブルータス」 は時代を読む秀逸な企画、編集力はもちろん、マッチする広告がちゃんと入っているのですごい。 (マガハ内でいろいろな雑誌を持っているだけあってクライアントとのリレーションも強いのかも…。) あと、個人的には 「ケトル」 ! コンパクトな編集部と...

Bookworm? No, Magazine-worm. / 雑誌ラヴァーからひとこと。

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image from Sumally 「これさえあれば!」という大きなファッションやメイクのトレンドは次第になくなりつつあるような気がします。 というか、流行らせようと意図をもってしかけて、万が一ラッキーに流行ってもショートタームで流れてしまう…。 だから、メインストリームが見えづらいのかもしれません。 実際、雑誌やテレビそしてSNSなどネットでいろいろ見過ぎて “既視感” がすごい。 一瞬いいなーとおもっても、自分がそれを手にとったり買いに行くまでに “飽きて” しまいます。 (わたしはこの点、広告とかの「露出のコントロール」を本気で考えてほしいとおもう。) これからは自分のすきなもの(ベース)に自分なりのトレンドをチョイスしていくしかないのかもしれません。 「わたしはなにがすきなのか。」 それが問題です。 image from Numero Tokyo まえに、 NumeroTOKYO 編集長の 田中杏子 さんと新しくエディトリアル・ディレクターになった 軍地彩弓 さんのトークショーに行きました。 テーマは 「ファッション界のマウンティングとは? ~Numéro TOKYOが考えるファッション雑誌のこれから~ 」 でした。 そこでもちょっと話題になっていたこと。 「最近若い子と話してても、○○がすき!とか、○○をしたい!とかあんまり聞かないよねー。」 と。 お二方の場合、お姉様方のまえだと言いにくい…とかもありそうだけど。 まずは、自分はなにがすきなのか。 それは人に言えるくらいすきなのか。 万物に関心をもって、それぞれに「すき」をもつのは難しい。 結果的にすきなものが少なくてもしょうがないとおもう。 けど、ひとつの「すき」が強ければ、意外にその周辺で次の「すき」が見つかったり広がったりするもの。 ちなみに、トークショーで運良くわたしのゆるーい質問が読まれました。 Q. ファッションはすきなのですが、メイクにはほとんど興味がもてません。 ダメですか? A. いいとおもいますー! むしろ、ファッションがすきと言えるところがいい!! この子はファッションがすきっ...

Road to Gaudi. / ガウディまでのみちのり

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趣味がない。 すぐ飽きる。 舐めてかかる。 TAKE OFF! そんなわたしの唯一の興味は “旅行” 。 落ち着いて考えると、 金額的にも時間的にもかなり費やした投資だということが身に沁みます。 予習復習しないわたしですが、 旅行だけは別。 来週のバルセロナ&パリ旅行に向けて 2005年くらいからチマチマ買い集めていた世界遺産、パリ、と名のつく雑誌を読み返しています。 井上さんは2011年末には「PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ」という本も刊行。 最新号のCasa BRUTUSは『井上雄彦とガウディ巡礼』。 しかし、 BRUTUS的 ガウディ建築の最大のポイントである 逆さ吊理論がわかりません。 このなぞを解明したい。 出来れば、サグラダファミリアに着く前に知っておきたい。 現場では事実確認からはじめたい。 そう思いCasa BRUTUSを5回くらい読みましたが 已然として理解できていません。 これは、基礎力の問題か? ちょうどそのタイミングで教えてもらったのがコレ。 「ヨーロッパものしり紀行」シリーズ。 元添乗員イチオシの紅山雪夫さんの本です。 基礎を易しい日本語で丁寧に説明して下さっているうえ、 なんだか語り口が愉しく、 とりあえずわかった気にさせてくれます。 ヨーロッパの建築史は コリントスのアポロン神殿。 神々の神殿を中心とした ギリシャ建築 世界最古のコンクリ建築でもあるパンテオン。 ギリシャ建築をブラッシュアップし アーチやボールト、ドームを生み出した ローマ建築 東ローマ帝国で栄えたロシア正教の教会やモザイクなどが特徴の ビザンチン建築 中世を挟み、 ロマネスク建築 へ。 10世紀になると農業の生産性が向上し、社会全体にゆとりが生まれました。 手工業、遠隔地商業が復活し、都市が興ります。 諸侯の戦争や戦略結婚の結果、領地の合併が進み、大型の諸侯が現れました。 特にフランスではこの傾向が早くからありました。 そこで訪れた10世紀末の教会建築ブ...

A shaved ice made by traditional and natural way. / 昔ながらの天然氷のか き氷

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金崎本店の入口。 ラフティングをした帰りに ちかくに有名なかき氷屋さんがあると聞いて足を伸ばしました! 抹茶あずき。 天然氷の蔵元・ 阿佐美冷蔵 さん では 絶品のかき氷を 素敵なロケーションで 食べることができます。 天然水は聞いたことありますが、天然氷? そして天然氷を使ったかき氷…?? 一体どんな味だ?! 氷を削っているところ。 惜しみなく天然水の氷が盛られ 限界値のシルエット。 スプーンをいれるとシャリシャリしているのですが、 口あたりは至って滑らか! ほんのり甘い気さえします。 冷たいもの特有のキンキンした感じが苦手で、 ふだんあまり冷え冷えなものを食べないのですが、 こちらの氷は口の中を刺すような感覚はなく とにかくふんわり。 ちなみに、 天然氷を作っている場所はいくつかあるようですが、 食べられるクオリティを提供している蔵元は数件。 所定の保健所の許可を得て、 衛生管理された施設で製造し、 源水検査な製品検査を実施し適正と認められた天然氷生産者は全国で5社しかいないらしいです。 また、シロップもすべて無添加で氷の柔らかさにマッチした適度な甘さ。 わたしは蔵元秘伝の蜜にしました。 定番のいちご、メロン、抹茶などに加え、やみつき氷甘酒など変わり種も。 かなりの量が添えられてきて、 「どんぶり勘定だな…」 なんて思ってしまいましたが とんだ失礼でした。 まさに適量。 途中でかけ足しながら食べ進むので 別にシロップがあって正解! 乙女の苺みるく 手前:抹茶 奥:ほうじ茶 秘伝の蜜。 昭和9年築の日本家屋をリノベーションした本店は 入ってみると意外と敷地が広く いまはもうあまりみなくなった白熱球がともる店内で頂くもよし、 朱色のイスが可愛いお庭で頂くもよし。 庭の一部。 氷のほかに、ラムネも売っていました。 日本におけるかき氷の歴史はとても古く、 清少納言の『枕草子』にも登場 しているようです。 参考) キリン食生...

New Style Library in Shibuya. / 森の図書室。

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最近、本屋周りがあつい! ここ数年、本を売ること以外にテーマやスペースを持った本屋さんが増えています。 早朝英語に通っている 「B&B」 や 代官山TSUTAYA T-Site 、 このあたりは、本を売るだけのビジネスモデルだと継続が厳しいということで 飲食やイベントで収益を上げるパターンです。 (結構前からある旅をテーマにした本屋さん、 「BOOK246」 が  なくなってしまったのは悲しいニュースでしすね。再開を期待!) 参考)  ビールが飲める本屋「B&B」大盛況の秘密 アマゾンには絶対まねできない体験を提供する 商品を売るな、体験を売れ、ということですね。 B&Bでは、10人くらいの 小規模なセミナー をほぼ毎日やっています。 本がなんでもそろっている本屋さんは有隣堂や丸善、もしくはAmazonにお任せして 本もあるカフェ、本も買えるスタバ、本もちょっと読めるスペース…くらいの感じでしょうか。 ちょっと気になるのは売ることすらやめた “図書館” という形態です。 千駄ヶ谷の「Bibliothèque」や 最近渋谷にできた「森の図書室」は 本屋ではなく図書館型です。 「Bibliothèque」。 原宿から5~10分。住宅街にあります。 こじんまりしたスペースですが、本がぎっしり。 「Bibliothèque」 は1975年に創立したデザイン事務所、 株式会社スーパースタジオ が 長年にわたり蒐集した蔵書を一般の方々に開放し、自由に閲覧できるように…と 生まれた図書館です。 デザイン事務所が、彼らの仕事のために集めた蔵書約6,000冊が並べられています。 有名フォトグラファーの写真集や、Warhol、Damien Hirstなどのアートブック、 歌舞伎や陶芸、浮世絵などの日本文化についてのもの、 そして70年代、80年代のVOGUEやELLEなどのファッション雑誌や、映画本、料理本などなど。 今では手に入らない初版本、絶版本も惜しみなく閲覧できるようになっています。 きのう、そのなかでも個人が運営する図書室、渋谷の 「森の図書室」 に行ってきました。 開店の資金をCAMPFIREのクラウドファンディングで集めたり スタートする前...

Who is your fashion "muse" ? / おしゃれのミューズを決めよう。

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30歳。 MIU MIU のスカートも CHANEL のチェーンバッグも Jimmy Choo のサンダルも 手に入れたわたし。 おしゃれはもちろん大好きだけど、 服を買う熱意はむかしほどじゃなくなってきた。 新しい服を買うよりも、いま好きなものをずっと着れるスタイルでいたい。 テキスタイルやカッティングを気にするようになり、 よりシンプルな洋服がすきになるのと並行して 自分の姿勢や歩き方、シルエットのコントロールがいかに重要かわかってくる。 本当に服が好きで、思っていた通りの着こなしをしたいなら まずは自分のカラダを整えておかないと。 10代20代のころとは別の意味で、ちゃんと服を着たい。 あまりにヌルい体型だと、 いくら高価で美しい服を手に入れることができても、 着る価値がない。 体型整形級の補正力とパジャマレベルの着心地を誇る THOM BROWN のシャツも 可憐でエレガントな THAKOON のドレスも サイバーなテイストのなかに上品さも兼ね備えた GIUSEPPE ZANOTTI のニーハイブーツも。 あんまりにも想定外のスタイルの 身に纏われると 洋服の方も立つ瀬なし。 アラを隠すためじゃなく、 好きな服を好きなように着て、 服と生きていけるようにしたい。 ダイエットというにはユルすぎるけど、 今後も週1〜2くらいでヨガに行って、 気が向いたら3~5キロくらい走り、 年に2回くらいは ファスティング して カラダを整えたいと思います。 よく、30歳前後で「何を着てよいかわからない」状態になる、といいます。 26歳以上の女性向け雑誌は腐るほどあるし、 それだけターゲットメディアがあるということはそれだけのペルソナがあるということ。 “Japanese female magazine map” ポスト・ギャルスタイルとハイファッションの関係性。 30歳前後の女性は着るべき洋服についても難民状態なのかもしれません。 わたしのミューズはソフィア・コッポラ。 ソフィアはシンプルでいて、自然体。 すっごく美人でもないし、モデ...

The issue of Burberry. / バーバリー、2015年問題

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三陽商会、40年にわたる「バーバリー」ライセンス事業2015年春夏で終了へ 三陽商会が英バーバリーの契約終了「新生SANYOを目指す」 http://jp.burberry.com/ トップ 2014年前半のファッションニュースで一番話題になったのは この “バーバリー2015年問題” ではないでしょうか。 「バーバリー」を冠するブランドは2015年7月以降、 英バーバリー本社が日本法人を通じて直営展開するのみとなります。 もともと2009年の契約更新時から2015年に終了することに決まっており サプライズだと思っていなかったので、ここまで世間で話題になっていることに 個人的には少々驚きました。 ちなみに、三陽商会の株価は急落。 5月19日に三陽商会よりリリース。翌日より株価は急落。 市場でのインパクトも大きかったよう。 翌日5月20日の相場では年初来安値を更新、一時20%超の下げ。 その直後、 基幹ブランドを「マッキントッシュ ロンドン」にすえること、 中期5ヵ年計画では、「マッキントッシュ」「ポール・スチュアート」「エポカ」を基幹3事業に 準基幹4事業を「アマカ」「エヴェックス バイ クリツィア」「トゥー ビー シック」「ラブレス」に と バーバリーの穴埋め計画 を発表していますが 市場は評価せず。 もともと百貨店ブランド自体、売りづらい時代なので、それくらいでは「買い」にはならないでしょうね。 今までいくつかライセンスの引き上げ、本国の直営事業化といったニュースがあったと思います。 今回の三陽商会とバーバリーのようにネガティブ(?)なものばかりではないと思います。 よく覚えているのは住友商事のコーチ売却。 住友商事は2001年に日本法人「コーチ・ジャパン」を設立。 その後、国内で有力ブランドへ育成し、2005年には見事コーチ本社に持分を3億ドルで売却。 かなりの利益を得たといれています。 (現在ではコーチ・ジャパンは米コーチ社の100%子会社。) 総合商社による高級ブランドへの投資では伊藤忠商事や三井物産が先行しているイメージでしたが、ついに住商もか!とおもった事例。 その後、 2006年  バーニーズ ジャパンに出資 。 ...