TASAKI 60th party / リブランディングの行方
昨日、TASAKI(旧田崎真珠)の60周年パーティ 「TASAKI 60th Pearl &Diamond Jubilee ELEMENTS」にお邪魔しました。 「TASAKI 60th Pearl &Diamond Jubilee ELEMENTS」 歴代創業ファミリーによる経営からの脱却、 銀座本店のリニューアル、 社名、ロゴ、制服の一新、 世界のトップデザイナーとのコラボレーション… 「リブランディング」と聞くとまず思う浮かべるのはTASAKIです。 2005年10月期から最終赤字を続けていた田崎真珠は、ついに2008年10月に投資ファンドであるMBKパートナーズの傘下に入り、創業家社長であった田崎氏が退任されました。 その後、2009年1月より欧米のファッションブランド再構築を成功させた田島社長が就任。 今に至ります。 真珠の養殖から加工、卸、販売までを行なうことを強みとしてきたようですが、田島社長就任後は卸の比率を下げ、販売に力を入れてきたようです。 それまで有力百貨店への出店やドーバーストリートマーケット、伊勢丹ザ・ステージへのイベント出店、またアジア展開などを成功させました。 参考 「タサキ」が伊勢丹ザ・ステージで最新作を全世界に先駆け展示販売 毎日新聞:社長インタビュー 当初、顧客層は50代がほとんど…。 20~30代の女性が憧れるブランドはティファニーやカルティエ、ブルガリといった外資ばかりだったのではないでしょうか。 (ちなみに、田崎はダイヤにおいても国内唯一のステークホルダーですが、あまり知られてない…。) 2009年秋には、タクーン・パニクガルをクリエイティブディレクターに起用し、いままでのトラディショナルなイメージを覆すような革新的なコレボレーションを実現。 balanceシリーズより そのころから、タクーンのコレクションラインに加え、 マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとのコラボレーションや 若手有望デザイナー、メラニー・ジョージャコプロスとのラインなど 30代にターゲットをおいた商品を展開。 MHT シリーズより どの試みも、もともとの強みであった良質な真珠、職人による高い技術を最大限生かしたものだったよ
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