Hello, American Pop Art! / John and Kimiko Powers Collection @新国立美術館

I visited to the exhibition , "American Pop Art" at the national art center.
We can see a lot of Jasper Johns's, Roy Lichtenstein's, Rosenquist's, and the world famous “200 Campbell’s Soup Cans”of Warhol, too.






新国立美術館で開催されていた「アメリカンポップアート」展をみにいってきました。

ジャスパー・ジョーンズの作品がとても多く、リキテンスタイン、ローゼンクエスト、あとあの有名なウォーホルの「200個のキャンベルスープ缶」もあり、まるでアメリカンポップアートの教科書のようです。

チケットや告知のビジュアルはこの200個のキャンベルスープの絵。

 来場すると、まずは圧倒的なジャスパー・ジョーンズのコレクション!
解説によると、ジョン&キミコさんはジャスパーがとてもお気に入りだったよう…。

展示品すべてが個人コレクションとは…。
審美眼や財力もさることながら、アーティストとの交流やプレゼントのやり取りなどの逸話を聞くと、夫妻の人柄の良さなども伝わってきます。

キミコさん自画像。(ウォーホル作)BAのキャビンアテンドだったそう。

かねてからウォーホルの”花”が好きだったので、連作をじっくり見ることができて幸せ…。
キャンベルスープのほかに、モンローや電気椅子、ドル紙幣のなど、絶対一度は見たことがある作品がずらり。

ポップアートはよくポスターなどにもなっているし、作品自体は街にあふれているのですが、
やはり本物は迫力。

ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズの作品には、しばしばラジオが使われていました。
いわゆる科学、マス・コミュニケーション、大量生産品…などのイコンという感じでしょうか。

おもしろかったのはトム・ウェッセルマン!
この展示までよく知らなかったのですが、「グレート・アメリカン・ヌード」の連作が有名とのこと。
今回の企画点にも数点着ていました。
カメラ目線さながらに、こちらを見て白い歯を出して笑う美女。
あるいは絶妙にトリミングされカラダ。
やたら明るい調子の表現です。
ヌードをビーナスなどと飾らず、恥じらいといった感情も排除した、アイコンとしてのヌード。

彼は一貫して、現代アメリカを象徴する大量生産の日用品と、しどけないポーズの裸婦を組み合わせる ことによって、現代の明るく乾いたエロティシズムと、画一化されたアメリカン・ライフの日常を表現し続けている。しかし作品に通底する現世肯定的な感情 や、伝統的な西欧の絵画空間を現代的に復活させようとする造形的姿勢は、彼が他のポップ・アーチストたちとは異なり、むしろ西欧近代の巨匠たちの系譜に繋 がる画家であることを示している。 

『座るモニカとモンドリアン』という絵があったのですが、その作品が素敵でした!



最後にChristian Dior 2013A/Wより…♡


ラフシモンズの2シーズン目。
アンディ・ウォーホルのデッサン作品がそのままプリントされています。

夜の美術館も素敵。

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