KABUKI at theatre. / 六月大歌舞伎を鑑賞。

きょうは妹と歌舞伎鑑賞。

六月大歌舞伎の夜の部です。

見どころはやはり 三代目・尾上左近さんの襲名の演目 『蘭平物狂(らんぺいものぐるい)』 !

初舞台。ひとり息子「繁蔵」役。
まだ若干8歳らしいのですが、堂々とした見栄えのする演技と、独特の一生懸命な可愛さ!

左近を襲名しては初舞台ですが、もちろん3歳でデビューして今まで多くの舞台を踏んでいます。

毎日稽古をしているだろうし、そうそう間違うことはないだろうけど、とにかく見ている方も
「そう!そう!!がんばれ!」とつい応援してしまいます。


タテ、見得を切る間も見事で、ほかの役者さんやお囃子とも息がぴったり!
屈指の大立廻りで、随所にアクロバティックな技が組み込まれた構成で、飽きません。

今回は初の3階からの鑑賞で、舞台全体を俯瞰で見ることができました。
最初は安い席だし、「遠いな~」と思っていましたが、これはこれで良い。

すごい後ろ…。


全体の配置・構成・フォーメーションの素晴らしさもわかりましたし、
観客が引き込まれていく様子まで見えるという具合。

もちろん、役者さんの演技の妙も楽しめました。


新歌舞伎座になって3回目の観劇でしたが
最後の演目『名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)』では
今回は海のシーンあり、雨のシーンあり、出血シーンあり!

こんな演出もあるんだ!とまたまた歌舞伎がすきになりました。



赤と白のお餅入り。

幕間では噂の御存知目出鯛焼きをほおばり、にっこり。



ポスター
【参考】
歌舞伎美人(かぶきびと) サイト
歌舞伎座「六月大歌舞伎」、歌舞伎美人スタッフレポート


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