“75 Parisiennes” / 『75人のパリジェンヌ』 展。

三連休。
落ち着いてきたな、とおもったらすでに二日目です。

家のなかのあれこれ、
ちょっとしたお買い物。
クリーニングのピックアップとか要らないおでん器具の郵送とか洋服のリサイズ出しとか超苦手なアイロンとか。
暮らすってたいへん…。


ちょっと行きたかった展示がきょう最後だったので、駆け足でいってきました。




ボードワン(Baudouin)はファッション誌ELLE(本国フランス)やWWD(アメリカ)などでファッションスナップを手がけている写真家です。


小中学生くらいのころのわたしの夢は “パリジェンヌになること” 。

FIGARO japonばかり読んでいたわたしには “パリジェンヌ” というブランド力は計り知れない輝きを持っていました。

えっ。じゃあなんでイタリア語やってみたり、ローマに留学したのか。
ひとには縁というものがあるのです。
ひとには運命、成り行き、勢い…いろいろあるのです。


さて。

今回のボードワン氏初の個展は3箇所にわかれています。

わたしは作品の29点がある、今日で最後のアンスティチュ・フランセ東京(旧日仏学院)にいってきました。

はじめて足を踏み入れたアンスティチュ・フランセ東京はセルリアンブルーが効いたお洒落な建物。

こんな最果ての地トーキョーに、しかも出先機関のくせにお洒落。


場所 @kagurazaka


入ってすぐ、さっそく大きなパネルが飾られています。

一階にはこのふたつ。






写真のしたには、寡黙な説明書きがあり、被写体の名前、住所のみが記されています。


残りの27点は二階に。



ちいさな正方形のパネルの集合。




自分の世界を大切にし、こだわりを持ったパリジェンヌたちを彼女たちの部屋とともに、パシャリ。

小さな女の子からマダムまで。
クローゼットからバスタブまで。

パリジェンヌと一言にいっても、年齢、職業、人種、住んでいる場所などさまざま。

写真のテーマはパリという場所に限定していますが、映し出されたものは現代の自由な女性像とも言えます。

インディペンデントで、女性らしさを忘れない、コケティッシュな女性たち。


パリジェンヌは女性像の神格化されたひとつのアイコンですね。


ちなみに、タイトルの75ですが、これはパリの郵便番号。




たくさん撮った写真のなかから75人に絞って、今回の展示作品は生まれました。

渋谷での展示分はまだやっているので、パリジェンヌに目がない人、ひとの部屋を覗くのが好きな人、とにかく可愛いものが好きな人にはオススメです。

■アンスティチュ・フランセ東京
京都新宿区市谷船河原町15
【最寄駅】飯田橋駅


アンスティチュ・フランセ東京での展示はすでに終了していますが、
以下2か所ではまだ開催中です。


東京都渋谷区神宮前1−10−32
2014年10月2日(木)ー 2014年10月22日(水)
時間:月~金 12時~18時  土曜・日曜・祝日:休廊

@レストラン「KEISUKE MATSUSHIMA
東京都渋谷区神宮前1-4-20パークコート神宮前1F
2014年9月18日(木)~10月26日(日)
不定休
※店舗に直接お問い合わせください。





ブックショップ。まるでセーヌ川左岸。


よりによって、スウェットには「Paris」。ここではただただ恥ずかしい。


knitted hat: ciaopanic
sweat: edit for lulu
skirt: miumiu
bag: chanel
camera: iphone5c (yellow)


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