Chocolate Season has come! / チョコレートの季節到来。
チョコレートケーキ、 キットカット、 ハーゲンダッツ(クッキー&クリーム)、 ショコラショー、 ジャイアントカプリコ、スニッカーズ、パイの実、コアラのマーチ、チロルチョコ、麦チョコ…。 いろんな “チョコレート” がありますが、わたしはガツンと直球板チョコがすき。 明治よりもガーナ。 たった5グラムずつでも、近年どんどん薄くなる板チョコを見つめ、世を憂うのでした。 そんな “直球チョコレート” を愛するわたしのマイベスト、 それはほかでもない ジャンドゥイオッティ です。 うれしいアソート。 ■ジャコメッテ(手ごね) Giacomette fatti a mano ジャンドゥイオッティ・オロ(写真真ん中)と同様の作り方ながら、ヘーゼルナッツの粒々を残したタイプ。 そう。なんと “手ごね(fatti a mano)” なのです! このジャンドゥイオッティがとにかくすき。 カカオの含有率が高いビターでハードなチョコが大人っぽいとは思うけど わたしは断然ねっとり&極甘。 甘くったっていいじゃない。だってチョコなんだもの。 ジャンドゥイオッティはヘーゼルナッツを練りこんだチョコレートでピエモンテ州トリノの名産品です。 その起源はややビターでして、 1865年に原料のカカオが入手困難となる政策がとられたために、大幅な原料不足となりました。 この時白羽の矢がたったのがPiemonte:ピエモンテ特産のnocciola:ヘーゼルナッツだったのです。 これを細かく挽いて混ぜ合わせて作ったのがジャンドゥイオッティの始まりと言われています。(piatti ウェブサイトより) とのこと。 さすが、戦時中の材料不足で椰子の繊維やコルクを素材に用い、独創的なデザインの靴を生み出しましたフェラガモを抱える国。 「見えない靴」もウェッジヒールもプラットフォームソールもピンチから生まれているわけで チョコにも同じ洗礼があったようです。 (時代的にはチョコが先。) パッケージも金の紙で包んだだけ、という潔さ。 華美な装飾はございません。 ふつうのジャンドゥイオッティ(写真左)ももちろん愛人になりたいくらいすきなのですが 手ごねの質感と濃度、