A shaved ice made by traditional and natural way. / 昔ながらの天然氷のか き氷
ラフティングをした帰りに
ちかくに有名なかき氷屋さんがあると聞いて足を伸ばしました!
天然氷の蔵元・阿佐美冷蔵さんでは
絶品のかき氷を素敵なロケーションで
食べることができます。
天然水は聞いたことありますが、天然氷?
そして天然氷を使ったかき氷…??
一体どんな味だ?!
惜しみなく天然水の氷が盛られ
限界値のシルエット。
スプーンをいれるとシャリシャリしているのですが、
口あたりは至って滑らか!
ほんのり甘い気さえします。
冷たいもの特有のキンキンした感じが苦手で、
ふだんあまり冷え冷えなものを食べないのですが、
こちらの氷は口の中を刺すような感覚はなく
とにかくふんわり。
ちなみに、
天然氷を作っている場所はいくつかあるようですが、
食べられるクオリティを提供している蔵元は数件。
所定の保健所の許可を得て、
衛生管理された施設で製造し、
源水検査な製品検査を実施し適正と認められた天然氷生産者は全国で5社しかいないらしいです。
また、シロップもすべて無添加で氷の柔らかさにマッチした適度な甘さ。
わたしは蔵元秘伝の蜜にしました。
定番のいちご、メロン、抹茶などに加え、やみつき氷甘酒など変わり種も。
わたしは蔵元秘伝の蜜にしました。
定番のいちご、メロン、抹茶などに加え、やみつき氷甘酒など変わり種も。
かなりの量が添えられてきて、
「どんぶり勘定だな…」
なんて思ってしまいましたが
とんだ失礼でした。
まさに適量。
途中でかけ足しながら食べ進むので
別にシロップがあって正解!
日本におけるかき氷の歴史はとても古く、
天然で氷を作り、保存するのは至難の技。
天然氷の場合は
冬場の1ヶ月少々という限られた時期に
氷を作る必要があり、とても重労働でかつ希少です。
ニチレイの祖・中川嘉兵衛さんが
試行錯誤の末、北海道は五稜郭で製氷事業の国産化を実現。
質の高い氷を量産することは、
高価な輸入品に頼っていた当時には
革命的だったようです。
その後、機械製氷(天然ではなく)に事業をシフトし、M&Aなどを重ね
いまのニチレイに辿り着くようです。
なるほど〜。
氷は深かった。
兼ねてから
「なぜかき氷?」と
「なぜ冬でもかき氷?」と
もちろん、『美味しい!』ということもありますが
かき氷にに流れる「氷」への執念日本人が工夫して開墾したひとつの文化だったんですね。
【参考】
阿左美冷蔵 金崎本店
〒369-1624 埼玉県秩父郡皆野町金崎27-1
TEL.0494-62-1119 (繁忙時不通)
営業時間 10:00 ~ 17:00
※状況により15:00頃に終了する場合があります。
定休日 木曜日
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