”Whose place is this?” / 『ここはだれの場所?』展
かなり前に行った東京都現代美術館の『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』展。
石垣島に流れ着いたプラスティックのごみをあつめ、美しく、強いメッセージを込めて作られたヨーガン・レールさんの作品。
よくこれほど集めたな…と思う量です。
ファッションデザイナーとしてしか存じ上げていなかったのですが、素材を大切にする彼のポリシーが自然や地球そのものへの大きな意志であるとかんがえると、こういった作品もひとつの線でつながります。
ごみのランプ。 |
少し前に撤去依頼があったりなかったりで話題になった会田家の展示も壮大でした。
奥様の岡田裕子さんの作品は初めて見たのですが、これまたよかったです。
ビデオ作品で、息子・寅次郎くんについて「ちゃんと育つかしら、と心配になるんです。」といっていたのがジーンときました。
芸術家らしく、非常識?破天荒?な所があると私は思っていますが、母として素直にこどもさんを心配されていて、立派に子育てをされているんだな~と感動しました。
ご両親とは違うかたちになるのかもしれかせんが、寅次郎くんの今後の作品・表現も注目したいです。
「住む:プロジェクト―もうひとつの国」の展示。 |
ゆっくり展示を見た後はお決まりのベトナムカフェ、Càfê Hai(カフェ・ハイ)へ。
がっつりフォーなどを食べてもいいし、バインミーとお茶だけでもいい。
とにかくここへ来たからには絶対よるカフェです。
ベトナムコーヒー。 |
あのたっぷりのコンデンスミルクが癖になって、これを頼まずにはお会計できません。
■ おとなもこどもも考える ここはだれの場所?
東京現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
2015年7月18日(土)―10月12日(月・祝)
コメント
コメントを投稿