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What's "The Seventh Art" ? そもそも第七藝術って?

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そういえば、よく言われる第七藝術ってどいういことなの? 先日行ったミン・ウォンさんの展示で 「西洋の映画は写真の延長に存在し、日本の映画は歌舞伎や能といった伝統芸能の延長にある」  と言われてなんとなく引っかかっていました。 ちょっと調べただけなので、うすっぺらい知識ですが、忘れないうちにとりあえずメモ。 そもそも、映画を「第七番目の芸術だ!」といったのはRiciotto Canudoリチョット・カヌード。(1911年、『第七芸術の誕生 The Birth of the Seventh Art』) そのまえに、そもそも芸術をある程度定義したのがディドロ&ダランベールの作った『百科全集』(1751年~1772年)。 第1芸術le premier art : 建築 l’architecture 第2芸術le deuxième art : 彫刻 la sculpture 第3芸術 le troisième art : 絵画 la peinture 第4芸術 le quatrième art : 音楽 la musique 第5芸術 le cinquième art : 詩 la poèsie 引用: Wiktionnaire ルイ15世の公妾、『ポンパドゥール夫人肖像画』に描かれた夫人の左手の先にある大判の書物は百科全書の1巻。 百科全書の出版を公に保護しているとのこと。

Hello, American Pop Art! / John and Kimiko Powers Collection @新国立美術館

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I visited to the exhibition , "American Pop Art" at the national art center. We can see a lot of Jasper Johns's, Roy Lichtenstein's, Rosenquist's, and the world famous “200 Campbell’s Soup Cans”of Warhol, too. 新国立美術館で開催されていた「アメリカンポップアート」展をみにいってきました。 ジャスパー・ジョーンズの作品がとても多く、リキテンスタイン、ローゼンクエスト、あとあの有名なウォーホルの「200個のキャンベルスープ缶」もあり、まるでアメリカンポップアートの教科書のようです。 チケットや告知のビジュアルはこの200個のキャンベルスープの絵。  来場すると、まずは圧倒的なジャスパー・ジョーンズのコレクション! 解説によると、ジョン&キミコさんはジャスパーがとてもお気に入りだったよう…。 展示品すべてが個人コレクションとは…。 審美眼や財力もさることながら、アーティストとの交流やプレゼントのやり取りなどの逸話を聞くと、夫妻の人柄の良さなども伝わってきます。 キミコさん自画像。(ウォーホル作)BAのキャビンアテンドだったそう。 かねてからウォーホルの”花”が好きだったので、連作をじっくり見ることができて幸せ…。 キャンベルスープのほかに、モンローや電気椅子、ドル紙幣のなど、絶対一度は見たことがある作品がずらり。 ポップアートはよくポスターなどにもなっているし、作品自体は街にあふれているのですが、 やはり本物は迫力。 ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズの作品には、しばしばラジオが使われていました。 いわゆる科学、マス・コミュニケーション、大量生産品…などのイコンという感じでしょうか。 おもしろかったのはトム・ウェッセルマン! この展示までよく知らなかったのですが、「グレート・アメリカン・ヌード」の連作が有名とのこと。 今回の企画点にも数点着ていました。 カメラ目線さながらに、こちらを見て白い歯を出して笑う美女。 あるいは絶妙に